プロローグ/反転世界


 何気ない一日だった
 ほんの些細な出来事

 いつもと違う何かを感じた
 それを感じた事の矛盾
 何かが違うと感じたその瞬間に
 彼女と出会ったためか
 それともそれを感じた自分のせいか

 何気ない一日に彼女に出会った。
 何気ない一日の何気ない出来事のはずなのに、自分にはそれが奇跡に感じた。

 彼女は微笑みながら呟いた。
 突然の来訪者の言葉に、不思議と知っているような気がした

 突然の出会いに運命が交差し始めた
 そう、「あの時あの日から」――
    ――この世界は「反転した」


----登場人物----

 一輝葉 いつき よう
 宇崎智子 うざき ちこ
 鉈神小太郎 なたがみ こたろう
 本樹イヨ もとき いよ
 麿川霞 まろかわ かすみ